オーシャンフロント対決~シェラトンワイキキ vs ワイキキビーチタワー
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山田
お部屋からの眺めについて、多くの方は「眺めはどうでもいい」とおっしゃいますが、せっかく美しい島国ハワイの海沿いのホテルに滞在しているのですから、部屋から海を眺めたいですよね。特に朝起きた時に海が見えると素晴らしいです。
今回は、オーシャンフロントの部屋の眺めについて対決してみたいと思います。ワイキキビーチでの宿泊先を選ぶ際、どちらに泊まるか悩む方も多いのではないでしょうか。今回は、超定番ホテル「シェラトンワイキキ」と、快適なコンドミニアム「アストンワイキキビーチタワー」を比較してみます。
シェラトンワイキキ
ハワイのお部屋の眺めにはさまざまなカテゴリーがあります。中でも「オーシャンフロント」は、お部屋から海が真正面に見える眺めのことを指します。これに対して「オーシャンビュー」は、お部屋から海が見えさえすればよく、斜めに見える場合も含まれます。
「オーシャンフロント」は、本当にワイキキビーチの美しい景色を真正面から楽しむことができる眺めです。さらに、カテゴリーが上がると、「高層階オーシャンフロント」や「ダイヤモンドヘッドが見えるオーシャンフロント」などもあります。これらは、「ザ・ワイキキ」という眺めを堪能できる特別なお部屋です。
特にシェラトンワイキキは、1636室という多くの客室を持ち、ほとんどの眺めのお部屋が揃ってる稀有なホテルです。
シェラトンワイキキはワイキキステイの王道といわれる理由があります。その最大の理由は立地にあります。シェラトンワイキキはワイキキビーチの目の前にあり、ロイヤルハワイアンセンターや免税店にも徒歩で数分という絶好のロケーションです。客室数も1636部屋と多く、レストランやバーも充実しているため、ワイキキリゾートライフを満喫できます。このため、ホテル派の方には非常に人気があります。
特に人気の理由として挙げられるのが、ホテル内のプールです。インフィニティプールとヘルモアプールがあり、大人用と子供用に分かれているため、家族連れにも嬉しい設備です。インフィニティエッジプールは16歳以上の大人専用で、プールの水面が海と平行になるデザインが特徴です。ヘルモアプレイグランドプールにはウォーター滑り台や子供用の砂場もあり、家族連れにぴったりです。これらのプールは夜の8時まで利用可能です。また、カバナも借りられます。カバナは1日60ドルから350ドルまでの料金で、事前予約が必要です。日焼けを避けたい方は、カバナでワイキキビーチを見ながらリラックスするのも良いでしょう。この立地と施設の充実度から、ワイキキといえばシェラトンワイキキを思い浮かべる方が多いのも納得です。
また、シェラトンワイキキにはさまざまな眺めのカテゴリーがあり、「オーシャンフロント」や「デラックスオーシャンフロント」などがあります。特にデラックスオーシャンフロントは10階以上に位置し、ダイヤモンドヘッドが見える絶景の部屋です。このカテゴリーは非常に人気があります。
ただし、部屋の広さは28平米で、ワイキキの平均よりやや狭いです。ハイアットリージェンシーワイキキと比較すると狭いため、眺めを重視するか部屋の広さを重視するか、よく検討する必要があります。最大4名まで宿泊可能ですが、特にお子様連れの家族には狭く感じるかもしれません。大人4人では難しいでしょう。
大人4名での滞在の場合、コネクティングルームを利用するのもおすすめです。コネクティングルームは、2つの部屋が繋がっており、片方がツイン、もう片方がキングサイズベッド1台です。エキストラベッドも有料で追加可能です。
もう少し広い部屋をお探しの方には、65平米のラージラグジュアリーオーシャンビューがあります。ダブルベッドが3台あり、一般的なワイキキのコンドミニアムより広いです。
アストンワイキキビーチタワー
アストンワイキキビーチタワーもおすすめの宿泊先です。このホテルは、バレットパーキングとホスピタリティルームがあるため、ホテルと変わらないサービスを提供しています。バレットパーキングは無料で利用でき、車のキーを渡すだけでスタッフが駐車を代行してくれます。チップは3〜5ドルが必要ですが、駐車場代金は無料です。
ホスピタリティルームでは、チェックイン前の待機時間にオレンジジュースを飲んだり、テレビを見たりしてリラックスできます。長旅の疲れを癒やすために昼寝をしたり、プールで遊んだりすることも可能です。また、アストンワイキキビーチタワーには24時間対応のフロントデスクがあり、ホテルと同様にチェックイン手続きを行えます。
ワイキキビーチタワーの新しいプールは12月中旬に完成予定です。チェックイン前にプールで遊んだりできるのは大きな魅力です。
このコンドミニアムのもう一つの特徴は、本格的なバーベキューグリルが設置されていることです。レストランの厨房にあるような高品質のバーベキューグリルで、ワイキキビーチを眺めながらバーベキューを楽しむことができます。特にワイキキサンセットを眺めながらのバーベキューはとても人気があります。このバーベキューエリアは、ワンランク上の体験を提供してくれることでしょう。
先ほどのシェラトンワイキキのデラックスオーシャンフロントに対抗するために、ワイキキビーチタワーのオーシャンフロントの部屋についてご紹介します。ここでは、2ベッドルームのプレミアムオーシャンフロントとして案内されています。この部屋は25階以上、36階までの高層階に位置し、非常に素晴らしい眺めが楽しめます。
ただし、ダイヤモンドヘッドが見えるかどうかは部屋次第であり、もしダイヤモンドヘッドの眺めを希望する場合は、リクエストを出すことをお勧めします。ただし、リクエストが叶うかどうかはチェックイン時までわからない場合があります。
部屋の広さは110平米もあり、とても広々としています。この広さは非常に贅沢で、リビングルームにはソファーベッドもあり、大人1名ないし2名が休むことができます。朝にはベランダに出て、ワイキキビーチを見ながら食事を楽しむのも良いでしょう。本を読んだり、ゆっくりとした時間を過ごすのもおすすめです。
コンドミニアムには通常、ワンベッドルームやツーベッドルームがあり、このプレミアムオーシャンフロントは2ベッドルームが多いです。シェラトンワイキキでは、1部屋に4人まで泊まれる場合もありますが、ワイキキビーチタワーでは最初から4人が2ベッドルームに泊まることを想定しています。
この部屋の配置は、マスターベッドルームにキングサイズベッド1台、ゲストベッドルームにはツインベッドが基本となります。リビングルームのソファーベッドも利用できるので、最大6名まで滞在が可能です。
料金比較
シェラトンワイキキ デラックスオーシャンフロントのコネクティングルーム (大人4名または大人2名+子供2名の場合) | アストンワイキキビーチタワー 2ベッドルームプレミアムオーシャンフロント | |
期間 | 2025年春休み(3月24日から4泊) | |
料金 | 税金とリゾートフィー込みで約1,725ドル(約27万円) | 税金込みで約1,120ドル(約17万5,000円) |
部屋数 | 2部屋(1部屋あたり約860ドル) | 1部屋 |
- 差額は約9万5,000円、4泊で約38万円の差が出てきます。
- 1人当たりに換算すると、1泊あたり約9万円の差となります。
この差額を使って、飛行機の座席をランクアップしたり、現地でのオプショナルツアーや食事代に充てたり、お土産を買うなど、旅行の充実度を上げることもできます。
シェラトンワイキキとワイキキビーチタワー、それぞれの特徴を理解して、自分の旅行スタイルに合わせた滞在先を選ぶことが大切です。今回の比較が参考になれば嬉しいです。
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動画でも案内していますので、是非ご覧ください。