「アメニティフィー」って何?
この記事を書いた人
ハワイ担当 杉浦
【ハワイのホテルで突然請求⁈アメニティフィーやリゾートフィーについてご説明します!】
最近、ハワイやアメリカの一部のホテルを予約する際にかかってくる「アメニティフィー」。意外と高額な場合もあるのでびっくりする方も多いと思います。ホテルによってかかったりかからなかったり、金額もいろいろなので、いったい何に対しての料金なのか?と疑問に思いますよね。今回は、ハワイのホテルにかかる「アメニティフィー」についてご説明します。
■アメニティフィーとは?
「アメニティフィー」「リゾートフィー」「リゾート料金」などという名目で、宿泊代金とは別に支払う追加料金のことです。ハワイのホテル税といった税金とは別で、ホテル側が独自に設定している料金で、ホテルによって有無や料金が違います。
この料金の設定は2008年のリーマンショックをきっかけに始まりました。世界同時不況の状態からホテル代の値下げ競争となったのです。アメニティにかかる料金を別で請求することで、ホテル代を安く見せるために導入されました。
ハワイだけでなくラスベガスなどでも多くのホテルで導入されています。
■アメニティフィーに含まれるもの
アメニティフィーはホテルで受けられるサービスや施設の使用料金に相当するもので、内容はホテルによって違うため含まれるものもさまざまです。例えば以下のようなサービスが主にアメニティフィーに含まれます。
・アメニティ交換(タオル・ソープなどの交換)
・新聞配達
・高速インターネット
・wifiの使用
・フィットネス等ホテル内の施設利用
・電話のかけ放題
・ホテル催行のアクテビティ(ツアー、ヨガなど)
・施設のクーポン
・駐車場無料(割引)サービス
■ハワイホテルのアメニティフィー現状
このアメニティフィーはここ数年徐々に上がっており、1泊につき15ドル〜30ドル程度から、高いところでは40ドル以上かかるホテルもあります。現在、ハワイの主なホテルの2023年3月の現状は以下の通りです。
【アメニティフィーのないホテル(宿泊代に全て含む)】
ハレクラニ・ハレプナ・カハラ・サーフジャックホテルなど
【アメニティフィー30ドル未満のホテル】
ワイキキサンセット・プリンセスカイウラニなど
【アメニティフィー30ドル以上のホテル】
モアナサーフライダー・ハイアットリージェンシー・ヒルトンハワイアンビレッジなどハワイのホテルの半分以上
今後さらに高くなっていき宿泊代金が分かりにくくなったり、後から請求されることでトラブルが発生することも考えられます。そのため、法律化される可能性もあるので今後も注意していきたいと思います。
■ハワイで突然請求⁈注意点
アメニティフィーは予約方法によって金額が違ったり、支払い方法も違う場合があるので、必ず確認が必要です。
特に注意したいのが、支払いのタイミングが予約時なのか宿泊時なのかという点です。事前に支払ったにも関わらず、現地でも間違って徴収されるケースもまれにありますので、必ず精算時の明細を確認することをおすすめします。
基本的にはホテルのサービスを利用してもしなくても一律にかかる料金です。どんなサービスがあるのかホームページなどで事前に確認して有効に利用しましょう。有意義なホテルライフを楽しむために、いろいろなサービスをぜひ活用してくださいね!
詳しくは動画でも説明していますので、ぜひ参考にしてください。