思いやりの心でハワイへ
この記事を書いた人
山田
【マラマハワイ ”MALAMA HAWAII” とは?】
ALOHA! 今回はこれからハワイに行く方々に知っておいてほしい、現在ハワイが提唱する新しい旅への心がまえについてお伝えします。「マラマハワイ(MALAMA HAWAII)」という言葉をご存じでしょうか?マラマとはハワイ語で”思いやり”などの意味を表しています。
近年、ハワイは人口142万人に対し2019年度は1000万人の観光客が世界中から訪れていました。完全なオーバーツーリズムです。オーバーツーリズムとは、観光地が受け入れる許容範囲に対し訪れる人数が多くなりすぎていることです。これはホテルとか航空会社が混んでいるという意味ではなく、ハワイの観光スポットに人が集中しているという問題です。
コロナ禍で水質が50%以上も改善されたと言われるハナウマ湾は、2日前からの予約が必要になっています。また入場する前に環境を守るための動画を見てもらい、ツーリストたちへの意識付けをします。きれいになった水質やサンゴ礁、熱帯魚たちを守るためです。
州立公園のダイヤモンドヘッドも14日前から予約が必要となっています。ダイヤモンドヘッドは、オプショナルツアーで行く場合はツアー会社が予約をするのでご自身で入園予約をする必要はありません。しかし、個人で行かれる方はご自身での予約が必要です。
他の州立公園も今後、入園予約が必要になる可能性がありますので、ハワイ州観光局などの情報を随時チェックする必要があります。
また、マラマハワイの取り組みとして、動物たちとの距離をとるというルールもあります。カメはハワイでは神聖な生き物で、3m以内に近づくことは禁止されています。ハワイアンモンクシールやクジラ、イルカ、ザトウクジラにも距離を取る必要があります。これらは全てオプショナルツアーでも出会う有名な動物たちですので、ツアーに参加しようと思う方はご注意ください。
森林の中に入る時も靴の泥を落としてから入って行きます。各森林の入り口には、泥落としみたいなものが置いてあることが多く、ハワイの美しい森林や鳥、植物を外敵から守っています。このような地道な活動が重要とハワイ州は考えていて、世界の観光地に先駆けて啓蒙活動を行っています。
みなさんの大好きなハワイがこの先も今の美しいハワイであり続けるために、ルールを守って訪れることは大切です。ぜひご協力お願いします。
※詳しくは動画でも説明していますので、ぜひご覧ください。
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