2025年ホノルルマラソンの内容や申込み方法を経験者が解説!

この記事を書いた人
早川
今年、2025年にやっておきたいことの一つとして、第53回ホノルルマラソンという方もいらっしゃるのではないでしょうか。このマラソンは2025年12月14日に開催されます。まだエントリーは開始されていませんが、どのような流れになるのか興味をお持ちの方がたくさんいらっしゃると思います。今日は、このホノルルマラソンについて詳しくお話したいと思います。
自分がホノルルマラソンを走ったことで人生に大きな変化がありました。7、8年前に初めてホノルルマラソンをフルマラソンとして走る機会があり、JSTの添乗員として参加しました。そこから、毎朝走る習慣が身につきました。体を動かすことが体に良いと実感し、これまでにホノルルマラソンを9回走りました。
最後に参加したのは2022年の50周年記念大会です。コロナが明けて再びホノルルマラソンが開催され、その大会に参加しました。その際、一緒に走ったメンバーと楽しい時間を過ごすことができました。
2025年のホノルルマラソンは、初めて参加する方や、何度も参加している方にとっても特別な挑戦となるでしょう。今年の大会の流れについて詳しくお伝えしたいと思います。
ホノルルマラソンならではの特徴
世界で唯一時間制限がない、完走率が9割以上のフルマラソン
ホノルルマラソンは、世界で唯一時間制限がないフルマラソン大会で、完走率が9割以上という驚異的なものです。私はこれまでに9回参加し、さまざまな人と一緒に走ってきました。ある方は途中でリタイアしたかったのにリタイアの仕方が分からず、結局ゴールまで歩いて行ったというエピソードもあります。制限時間がないため、完走率が高いのかもしれません。スタートは朝5時ですが、最後のランナーが諦めずに走り続けている限り、ゴール地点では係の方が待っています。私が参加した2022年の50周年記念大会では、15時間以上かかる人もいましたが、それでもゴールまでたどり着けるのがホノルルマラソンの魅力です。
人数制限のない7歳から走れる大会
ホノルルマラソンは、人数制限がなく、締め切りも存在しません。7歳から参加でき、マラソンの前日まで申し込みが可能です。毎年約3万人前後の参加者があり、日本人が最も多かった時期には1万8000人ものランナーが参加しましたが、現在は1万人未満のようです。
ホノルル市民1万人以上のボランティア
ホノルルマラソンは、1万人以上のホノルル市民がボランティアとして参加しています。大学生や高校生も多く関わり、ホノルルマラソンは観光業にとっても重要なイベントです。こうしたボランティアのサポートのおかげで、ランナーは楽しく快適に走ることができ、多くの応援を受けることができます。ホノルルマラソンは、地域全体が一体となって支える素晴らしい大会です。

盛大な花火でのスタート演出&クリスマスイルミネーション
ホノルルマラソンのスタートは盛大な花火で始まり、参加者の気分を一気に盛り上げます。朝の5時スタートなので、まだ真っ暗な中で花火がたくさん上がり、その光景はとても印象的です。
さらに、ホノルルのダウンタウンやワイキキビーチのクリスマスイルミネーションを見ながら走ることができ、気分も一層高まります。このような素晴らしい演出や景観が、ホノルルマラソンを特別なものにしています。


アフターマラソンも楽しみ
ホノルルマラソンの魅力の一つは、走り終わった後のアフターマラソンも楽しめることです。ハワイの美しい景色や、さまざまなアクティビティ、観光が待っています。走るだけでなく、ホノルルの魅力を存分に楽しむことができるので、参加者にとって特別な体験となることでしょう。
ホノルルマラソンのお得な申込の仕方
ホノルルマラソンのお得なエントリー方法
現時点ではホノルルマラソンの公式ホームページにはまだ2024年の情報しかありませんが、2025年の情報はおそらく3月末から4月にかけて公開される予定です。
去年のエントリータイミングと料金についてご紹介します。
アーリーエントリー:一番早くエントリーが開始する期間で、2024年の場合は4月9日(火曜日)から5月9日(木曜日)までの約1か月間でした。料金は1人29,000円です。この期間に申し込むと最もお得です。
第1期:5月17日(金曜日)から10月15日(火曜日)までの期間で、料金は37,000円です。この期間が最も長いです。
第2期:10月17日(木曜日)から11月13日(水曜日)までの期間で、料金は43,500円です。料金がどんどん上がっていきますので注意が必要です。
ホノルルマラソンは個人でのエントリーのみで、申し込み後に引き換えのメールが届き、現地でゼッケンを受け取る流れです。現地でも申し込みが可能で、12月14日の1日前、2日前、3日前にエントリーができますが、現地申し込みの料金は約40,000ドル(約6万4,000円)と非常に高くなります。
今年ホノルルマラソンに参加を検討している方は、4月9日から5月9日のアーリーエントリー期間に申し込むのが最もお得です。
ホノルルマラソンツアーの申し込み
多くの方がホノルルマラソンに参加したいと思っているにもかかわらず、ツアーの情報が不足していることがよくあります。ただし、ホノルルマラソンの航空券は早い段階で予約することが可能です。この早い段階で航空券を購入すると、かなりお得に旅行を組むことができます。
4月に入ると、ホノルルマラソンに参加するためにエントリーする人々が増え、旅行を探し始めるため、旅行代金が跳ね上がることがあります。したがって、早めに旅行の計画を立てて、予約を済ませておくと良いでしょう。これにより、お得な申し込みが可能となります。早めのご検討とご相談をお勧めします。
ハワイ着後の流れ
空港到着
- 現地スタッフがお出迎え。
- 専用車や混載車でホテルまで送迎。
ホテルチェックイン前
- 早朝到着のため、すぐにお部屋に入れないことが多い。
- スーツケースは預けて、身軽に行動。
コンベンションセンターへ
- ワイキキの街から徒歩15~40分のコンベンションセンターでゼッケンを受け取る。
- 受け取り方法:届いたメールを見せる。
- コンベンションセンター内でマラソングッズを購入可能。


マラソン当日
- スタート時間:朝5時。
- 宿泊ホテル(例:JSTのワイキキサンセットホテル)がスタート地点から遠い場合、無料バスが利用可能。
- 当日の流れ:
- 2時起床、3時ロビー集合。
- ロビーから徒歩5分のバス乗り場からスタート地点へ(約20分)。
- 4時前にアラモアナビーチパークのスタート地点に到着。
- スタートまでの1時間はストレッチや写真撮影などで過ごす。


マラソンスタート後の流れ
- マラソンのスタート
- 距離表示:キロ表示やマイル表示があります。
- 42.195kmのフィニッシュを目指します。
- フィニッシュ後
- 日本航空などで参加すると、専用のテントを利用可能。
- テントで食事を楽しんだり、リラックスしたりする時間を過ごします。
- 完走証の受け取り
- マラソン翌日に完走証(タイムなどが記載されている)を受け取ります。
- 以前はゴール地点の公園で受け取っていましたが、現在はコンベンションセンターで受け取ります。
このような流れで、ホノルルマラソンを楽しむことができます。


ホノルルマラソンコース&走り方

- スタート
- スタート地点:アラモアナビーチパーク
- 進行方向:ダウンタウン方面へ向かう
- 注意点:クリスマスイルミネーションが美しいダウンタウンエリアは人が多いので、スピードをセーブして景色を楽しみながら走る
- ダウンタウンから戻る
- ダウンタウンを回ってスタート地点のアラモアナショッピングセンターに戻る
- ダウンタウンを回ってスタート地点のアラモアナショッピングセンターに戻る
- ワイキキビーチエリア
- ワイキキビーチ沿いのカラカウア通りを走る
- 応援が多く、テンションが上がるエリア
- ダイヤモンドヘッド
- ダイヤモンドヘッドを登る
- 一人一車線でペースが乱れやすいが、登りきった後の達成感は大きい
- ハイウェイH1
- ダイヤモンドヘッドを登った後、H1ハイウェイに入る
- この区間が長く、半分の21km地点を越えてからもハワイカイ周辺を一周するなど長距離が続く
- ハーフマラソン地点
- 21km地点を超え、湖を一周する
- 約25kmから30km地点までが心が折れそうになるが、頑張って走り切る
- ハイウェイを下る
- 約35km地点でハイウェイを降りる
- 高級住宅街カハラ地区を走り、綺麗な景色を楽しむ
- ダイヤモンドヘッドの横を登る
- 39km地点を過ぎ、ダイヤモンドヘッドの横を登る
- ここが頑張りどころ
- フィニッシュ
- ダイヤモンドヘッドを登り切った後は41km地点
- 坂を下り、ゴールのカピオラニパークに到達


走りのアドバイス
- 気温:ホノルルマラソンは気温が上がるので、水分補給をしながら無理せず楽しむ
- ペース:タイムを追い求めるよりも、自分のペースでリラックスして走ることが大切
動画でも案内していますので、是非ご覧ください。