2026年04月06日 スタッフブログ

燃油サーチャージ問題とその対処法について

山田

この記事を書いた人

山田 ハワイ担当

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  • 燃油サーチャージ
  • 燃油サーチャージ値上げ

最近、航空運賃に付加される燃油サーチャージが大幅に値上げされるという情報を目にする機会が増えていますが、まず知っておいていただきたいのは、日本の航空会社には明確な算定ルールがあるという点です。
日本発着便の燃油サーチャージは、原油価格と為替を基に2か月ごとに見直される仕組みで、海外の航空会社のように突然大幅に引き上げられることはありません。

一方で、原油価格の上昇や円安の影響から、燃油サーチャージが今後上がること自体は避けられない状況にあります。現時点の見通しでは、6月以降に上昇する可能性が高いと考えられます。

そのため、報道の刺激的な表現に必要以上に振り回されるのではなく、「いつ発券するのがよいのか」「どの路線・時期が影響を受けにくいのか」「総額はいくらになるのか」といった点を、冷静に確認することが大切です。

ハワイ旅行についても不安に感じる方が多いと思いますが、工夫次第で影響を抑える方法や、今だからこそ選べる選択肢もあります。判断に迷う場合は、お気軽にご相談ください。少しでも皆さまの旅行計画のお役に立てれば幸いです。

燃油サーチャージの仕組みと今後の見通し

燃油サーチャージは、原油価格(シンガポールケロシン)と為替を基準に、2か月ごとに更新される仕組みで、日本独自のルールに基づいて決まります。そのため、諸外国のように突然大幅に跳ね上がることはありません

航空運賃にはすでに一部の燃料費が含まれていますが、それだけでは賄いきれない分を、運賃とは別に利用者に負担していただくのが燃油サーチャージです。
原油高に加え、円安が進んでいる現在は、燃料価格と為替の二重の影響を受けやすい状況にあります。

ハワイ路線については、燃油サーチャージは今後必ず値上がりします
ただし、5月末までに航空券を「発券・購入」すれば、現在の水準(JAL約3.7万円、ANA約4.2万円・往復)で確定できます。

6〜7月以降は、原油価格や為替次第で、往復4万8,000円〜6万円程度まで上がる可能性があり、家族旅行では影響が大きくなります。

燃油サーチャージ値上げを回避する方法

燃油サーチャージの値上げを回避する方法は、実はとてもシンプルです。
5月末までに航空券を「発券・購入」することが最大のポイントになります。

航空券は「予約」しただけでは、燃油サーチャージや航空運賃は確定しません。
発券した時点で、その時点の燃油サーチャージ・航空運賃・空港税がすべて確定します。

パッケージツアー利用時の注意点

パックツアーの場合、通常は出発の約1か月前に航空券を発券します。
そのため、早期の発券が可能な旅行会社かどうかを確認し、「5月中に航空券を発券してほしい」と明確に伝えることが重要です。これをしないと、6月以降の新しい(高い)燃油サーチャージが適用されてしまいます。

選べる対処法は主に2つ

  1. 取消料を理解した上で、5月中に航空券を先に発券する
  2. 早期購入型(早割)航空券を使い、ホテルや送迎を組み合わせてオーダーメイドパッケージにする

特に、個人手配が不安な方でも、早割航空券+ホテルで実質パッケージ扱いにすることが可能です。

注意点

  • 早割・特別運賃の中には、変更・キャンセル時に全額払い戻し不可のものもあります
  • 発券後は、取消・変更料が必ず発生します

そのため、取消条件・変更条件を十分に確認した上で発券することが大切です。

パッケージツアー or オーダーメイド ~発券タイミングのポイント~

まず、燃油サーチャージが旅行代金に含まれているパッケージツアーについては、基本的に値上げはありません。これらのツアーは、あらかじめ燃油サーチャージが上がる可能性を見込んだ価格設定がされている場合が多いためです。

一方で、旅行代金とは別に燃油サーチャージや空港税が必要なツアーの場合、燃油サーチャージの値上げは避けられません。ただし、先述のとおり5月中に航空券を発券することで、燃油サーチャージの値上げを回避することが可能です。キャンセル料の条件を理解した上で発券すれば、後から燃油サーチャージが上がっても影響を受けません。

金額差が1万円〜1万5千円程度であれば、予定が完全に固まるまで様子を見るという選択肢もあるでしょう。しかし、ご自身やご家族の予定が確定している場合は、5月末までに発券することで旅費を抑えられる可能性が高くなります

また、オーダーメイドパッケージツアーでは、その時点でもっとも条件の良い航空券とホテル、送迎などを組み合わせてツアーを作成します。燃油サーチャージの値上げが予定されている場合、航空券だけ先に発券できるかなど、事前に旅行会社へ確認することが大切です。こうした対応が可能な場合、無駄な値上げを避けることができます。

まとめ

・燃油サーチャージへの対応は、「待つ」か「待たない(今購入・発券する)」かの二択
・「待つ」場合は、燃油サーチャージがどれくらい上がるかを把握する必要がある。
・「待たない」場合は、キャンセル料がいくらかかるのかを事前に理解することが重要。
・値上げ幅とキャンセル料を比較し、自分がどこまでリスクを取れるかを考える。
・メディアの情報に流されすぎず、路線・行き先・航空会社ごとの条件を確認することが大切。
・分からない場合は、旅行会社に直接相談するのが最も確実
・予定が変わる可能性がある状態で無理に購入すると、かえって損をすることもある。
・スケジュールと予算をよく見て、納得した上で判断することが重要

どの方法がご自身に合っているか分からない場合は、状況に応じて最適な選択肢をご案内できますので、お気軽にご相談ください。

山田

この記事を書いた人

山田ハワイ担当